浴室の水栓をもっと使いやすいタイプに変えるには?人気のシャワーバス水栓選び方

浴室の水栓は、使いやすいスタイルに変えることができますが、よく知らない人はさほど気にせずに毎日使用しているでしょう。わずかなアップグレードや改善が、大きなメリットにつながりやすい浴室。

普段使用しながら気になるところはリスト化しておくと、リフォームのプラン計画にも参考になるのです。浴室の水栓で使いやすいと、人気が高まるシャワーバス。

快適なバスタイムにするためには、気にならないところほど見直すことが必要かもしれません。では浴室の水栓をもっと使いやすくする方法や、その選び方についてご紹介していきましょう。

 

浴室の水栓についての大切なこと

浴室の水栓をもっと使いやすいタイプに変えるには?人気のシャワーバス水栓選び方

浴室水栓は使いやすいかどうか、入浴時に考えた経験はありませんか。すでに設置されているものなので、あえて交換を考えない人もいるでしょう。

毎日家族が使うところなので、快適であることが大切。では浴室の水栓について、知っておきたい大切なポイントをご紹介しますね。

 

浴室水栓の種類について

浴室水栓にはいくつかの種類があり、大きく分けると「壁付タイプ」と「台付タイプ」があります。壁付タイプは壁に蛇口を取りつけるもので、水とお湯の二つの給水管が105225mmの間であれば取りつけが可能です。

台付タイプは、浴槽のふちなどに取りつける水栓タイプ。蛇口の台は穴が二つ、取りつけの際に必要になります。台付タイプは最近の建築ではあまり見かけることがなく、昔の浴室で人気があったスタイルです。

 

ハンドルの違いについて

浴室水栓には「サーモスタット水栓」と「2ハンドル水栓」と呼ばれる二つのハンドルがあります。現在最も多く使用されているサーモスタット水栓は、温度の目盛りに合わせてレバーを合わせるハンドル。

水とお湯が蛇口から出てくるので、片手で調整できます。昔の家でよく見かけた2ハンドル水栓は、水とお湯を調整する赤と青のハンドルがあり、自分で温度を確認しながら蛇口をひねるタイプ。毎回温度調整は手動になるので、手間を感じるかもしれません。

 

スパウトの長さについて

浴室水栓の修理や交換で、大切な部分が「スパウト」。蛇口のカラン首のことで、洗い場専用のタイプは邪魔にならないように、スパウトは短めに設定されています。

浴室シャワー水栓の長さは、通常170mmが標準です。スパウトと合わせて浴室水栓には「ストレート脚」と「偏心脚」と呼ばれる形があります。

これは取りつけ部分の形の違いで、ストレート脚は壁付の標準でまっすぐに伸びたデザイン。偏心脚は「ハ」の字になるように、水栓を壁から固定しています。

掃除の手間が簡単なのは、おうとつが少ないストレート脚だといえるでしょう。

 

浴室水栓の水漏れが起こったら?

浴室の水栓は、使いやすいタイプに変えたいという理由もありますが、劣化により交換しなければならない場合も。

簡単に壊れる部分ではありませんが、施工後1015年ほど経過すると、浴室の水栓は不具合が生じる場合もあります。よくあるのが水漏れで、その場合の対処法について見ていきましょう。

 

水漏れする原因

浴室の水栓は、キッチンや洗面所と同様に水漏れを起こす場合があります。原因のひとつは壁や台からの水漏れで、自分で届く範囲ならテープで修繕するのも可能です。

水漏れの中で最も多いのが、パッキンの劣化。これは金属の部品同士の間に挟むゴムで、使用している間に消耗していきます。すると金属の間の隙間を通り水漏れに。

パッキン交換は比較的簡単に修理できる部分なので、DIYが得意な人なら可能でしょう。あとは経年劣化による水栓の部品破損や、外部の衝撃による破壊など。

混合水栓の場合は、バルブのカートリッジのトラブルで水漏れを起こすことがあるので、心配な場合は修繕業者に依頼することをオススメします。

 

交換の手順

浴室水栓の交換は、特殊な工具がなくてもできる場合があります。分解の手順がわかれば、パッキンやカートリッジ交換は自分でもできます。

まず基本的な手順ですが、水道の元栓を締めておきましょう。水栓はレバー下部分にネジ穴があり、キャップで覆われているのが一般的。

色はシルバーで統一され、目立たないよう配慮がされている場合もあります。ネジを外したら取っ手部分のレバーを取り外し、カートリッジのカバーを外してください。

種類はスパウトになっているタイプや、カバーがついている種類もあります。パッキンを交換、もしくはバブルカートリッジの交換を行い、元通りに戻してチェックしましょう。

パッキン交換は簡単ですが向きがあり、逆にすると水漏れが悪化する可能性もあるのでご注意ください。

 

シャワーバス水栓の選び方について

浴室の水栓をもっと使いやすいタイプに変えるには?人気のシャワーバス水栓選び方

浴室の水栓を今よりも使いやすくしたいなら、人気のシャワーバス水栓がオススメです。魅力ポイントや選び方のコツについて、詳しくご説明しましょう。

 

設置方法や操作方法で選ぶ

浴室の水栓をもっと使いやすいタイプにする場合は、排水管の位置や水栓の操作方法などによっても種類が異なります。洗い場に取りつけるのは、水栓のみやシャワーつきのシャワーバスタイプが人気。

シングルレバーやツーハンドルなど、現状の水栓と比較して設置できるかどうか確認してください。浴室の水栓は誰にでも使いやすく、安全性にこだわったタイプが近年主流になっています。

サーモスタットは定番になりつつあり、節水や省エネ機能なども意識するとよいかもしれません。

 

さまざまな機能を比較しよう

シャワーバス水栓は色々な機能がありますので、誰が使うか考えたうえで快適なタイプを選びましょう。たとえば「タッチスイッチ」は、止水や吐水をひねるのでなく「押す」タイプ。

これなら高齢者や小さいお子さまでも使いやすく、簡単操作が可能です。スイッチはボタンタイプやアーチ形のハンドルもあり、大きめで使いやすいタイプも人気。

シャワーバスはシャワーも選ぶ際に重要になりますので、シャワーバーのように上下、横からシャワーを浴びる機能もよいでしょう。

 

シャワーヘッドにこだわる

シャワーヘッドはDIYで交換ができますが、浴室の水栓をもっと使いやすいタイプに変えるなら、シャワーヘッドも快適にしましょう。

シャワーヘッドは適度な水圧を感じるだけでなく、最近は節水を意識したタイプが人気。スプレーシャワーと通常のシャワーをミックスして、効率的な刺激を少量のお湯で可能になっています。

またシャワーヘッドは好みに合わせて、モードが切り替えできるタイプがオススメ。マッサージ機能、快適な柔らかいシャワーなど、ひとつのヘッドで家族全員の要望に答えらえるか考えてそれぞれの特徴を比較してみましょう。

 

ショールームで確認する

浴室水栓を使いやすいタイプに変える場合や、水漏れで交換や修理が必要な場合は、リフォーム業者にまず相談してください。

自分でできる部分もある反面、正しく対処しないとさらにダメージが広がる可能性もあります。またその際は浴室水栓のメーカーのショールームに行き、操作方法や水流の確認をして判断するのも大切です。

人気のシャワーバスは浴室のアクセントになりますので、スタイルやデザイン性にこだわる人もいます。またお手入れ方法をはじめ、シャワー部分は浴室の掃除でも使用するため、扱いやすさを考慮することも選ぶコツになります。

 

まとめ

浴室の水栓が使いやすいタイプに変わるだけで、入浴するのが楽しみになるはずです。機能的なタイプも増えていますので、どのようなメリットを活かすかリフォーム業者にアドバイスしてもらうことをオススメします。コストも大切な判断材料になります。


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